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「環境配慮」は必須項目へ サステナビリティ販促のススメ

パナソニック流、消費者に選ばれるエシカルパッケージ 環境配慮と使いやすさを両立

藤本 卓氏 、中田早百合氏、坂本凌雅氏(パナソニック エナジー)

環境へ配慮した販促プロモーションへの注力は、メーカーにも求められる。企業ではどのようにして環境配慮と販促を両立した商品を開発・販売しているのか。実際に販促とサステナビリティの両立に挑戦しているパナソニック エナジー エナジーデバイス事業部の藤本 卓氏、中田早百合氏、坂本凌雅氏の3人に話を聞いた。

松下幸之助氏が1918年に創業したパナソニックグループの中でも、電池領域をメインとするパナソニック エナジー。同社は、1990年代から省資源や環境に配慮した電池の包装に取り組んでいる。

左が従来のプラスチックを使用したパッケージ。右が2021年から発売されているエシカルパッケージの「エボルタNEO」。

エシカルパッケージで年間約24トンの包装材を削減

2021年に発売されたエシカルパッケージの「エボルタNEO」は、「2023日本パッケージングコンテスト」の経済産業大臣賞を受賞。パッケージごとの包装材使用量を38~60%削減した。2024年8月からはラインアップを拡大し年間では約24トンの包装材使用量削減に貢献する見込みだ。

*2023年度のエボル...

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