販売促進の専門メディア

           

「環境配慮」は必須項目へ サステナビリティ販促のススメ

ただ「売る」だけの時代は終わり? 環境に配慮した販促「次世代のセールスプロモーション」への対応

他人事では済まされない環境配慮と販促の両立

今回は、「サステナビリティ販促のススメ」と題して、セールスプロモーションと環境配慮の両立をテーマにした特集です。「エシカル」や「サステナビリティ」という言葉は、生活者の消費スタイルにおいても浸透してきていますが、とりわけ「環境配慮」や「サステナビリティ」が求められるのは消費だけではなく、販促も同様です。

SDGsの達成目標までも、あと6年と目前に迫るなか、日本政府は2030年までに、2013年と比較してCO2を46%削減する目標を立てています。さらに、2050年には実質ゼロを目指していることはご存知の方も多いでしょう。ですがあと6年、あと25年と考えると、どこか「まだ取り組まなくてもよい」と他人事に感じてしまうことがあるかもしれません。

しかし、販促の現場を振り返ってみてください。このような国をあげた目標がある中で、POPや什器、パッケージ、イベント、ノベルティといった主要な販促手法においては、リサイクルが難しい素材を使用して制作していたり、販促物の制作の過程で環境に配慮できていなかったり。その上、利用後の廃棄量にも課題が残るのがセールスプロモーション業界の現状です。こう考えても、販促に環境配慮や脱炭素が他人事ではないことが理解できるのではないでしょうか。

ただ「売る」ためのツール、…

あと80%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

「環境配慮」は必須項目へ サステナビリティ販促のススメ の記事一覧

環境への配慮は、待ったなし 販促も他人事ではない「脱炭素」 セールスプロモーションはサステナブルにどう向き合うべきか
商品売り場全体をエシカルに設計する 課題は美粧性と環境配慮のバランス
メーカー・流通・消費者の三者にとって最適な環境配慮型の販促ツールを考える
イベントプロモーションにおけるサステナブルマインドの今
注力のきっかけは「企業防衛」 トレーリサイクルを地域全体の取り組みへ
パナソニック流、消費者に選ばれるエシカルパッケージ 環境配慮と使いやすさを両立
エシカル商品を販売する企業必見 いま、消費者が「エシカル消費」に感じていること
消費者の「建前」を鵜呑みしてはいけない エシカル商品が「売れない」謎を解明する
ただ「売る」だけの時代は終わり? 環境に配慮した販促「次世代のセールスプロモーション」への対応(この記事です)
販促会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する