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いま、旗艦店が担う役割

ロフトの旗艦店戦略 キーワードは「時の器」、時流を捉えた売り場とは

千場基晴氏(銀座ロフト)

2017年のオープン後、2度のリニューアルを経て、今も大きな盛り上がりを見せている「銀座ロフト」。2023年のリニューアルでは、各フロアの個性を際立たせ、これまで取り扱ってこなかった食カテゴリーの強化も図っている。新しいトレンドを敏感に感じ取り、実験的な取り組みを行うことが期待される同店の館長千場基晴氏に話を聞いた。

店舗概要
店舗名 銀座ロフト
開店日 2017年6月23日
エリア 東京・銀座
売り場面積 約4357.42㎡
営業時間 11時~21時/日曜日11時~20時
開店目的・背景 次世代型の旗艦店として、新たな暮らしの提案を行う。

店舗は、ブランドショップや旗艦店が勢揃いする並木通り沿いにある。「銀座ロフト」の周辺は、2019年に無印良品世界旗艦店、2023年にオーケー銀座店の出店など、盛り上がりを見せるエリア。

2017年6月にオープンした銀座ロフトは、もともと有楽町に位置していた店舗が契約満了となり、銀座の中心地に引っ越して開店し店舗。2019年には1~2階の大幅増床を行い、グランドオープンした。その後も2023年にリニューアルを行うなど、…

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