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なぜ今、ショートドラマ×プロモーションがアツいのか

起承転結の「転」から始まる? 今知っておきたいショートドラマのマナー

江村雄一氏(Septeni Japan)

縦型ショートドラマ×プロモーションの手法が増えているが、実際に投稿するには、より多くの視聴数やコメントを獲得したいところだ。昨今、有識者の間では媒体のアルゴリズムや、注意点はもちろんのこと、制作上のマナーもわかってきているという。ショートドラマを制作し、実際に企業のプロモーション施策を支援してきた、セプテーニ統合マーケティング本部のシニアチーフディレクター 江村雄一氏が解説する。

近年耳にする「縦型動画」は、横型と比べて、スマートフォンの向きを変えずにそのまま視聴できるものです。その中でも縦型ショートドラマとは、縦型の動画プラットフォームにおいて、1話あたり1~3分ほどの短尺で構成される実写ドラマ形式のコンテンツジャンルを指しています。

TikTokやInstagramリール、YouTubeショートといったSNSをはじめ、最近ではドラマ配信サービス「BUMP」や、中国の短編動画ストリーミングアプリ「ReelShort」といった課金型のプラットフォームでも見られる形式です。日本で盛り上がりを見せたのは2023年のことでした。

倍速視聴や“ながら”視聴、スキップ視聴が一般的である若年層にとって、長尺の動画や展開の遅いコンテンツは、タイパの観点から避けられがちな傾向にあります。そんな中でもタイパを重視するZ世代を中心とした若年層へ効果的にアプローチできる手段として人気を集めているのが、ショートドラマ。短尺でスピード感のある...

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