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なぜ今、ショートドラマ×プロモーションがアツいのか

『カメ止め』上田監督は縦型動画の台頭時代をどう見るか 「映画業界は過渡期に」

上田慎一郎氏(映画監督)

昨今急速にプロモーションの主役として躍り出てきたショートドラマ。この潮流に対して、映像制作の現場はどう反応しているのだろうか。『カメラを止めるな!』をはじめとした長編映画制作の一方で、縦型短編の映画やドラマコンテンツも手掛ける映画監督の上田慎一郎氏が、これまでの映像制作とショートドラマの違いについて、映画監督の目線で語る。

学生時代から自主映画を制作し、2017年に異例の大ヒットを記録した、映画『カメラを止めるな!』の監督・上田慎一郎氏。その活躍の場は映画界にとどまらない。

2022年にTikTokのショートドラマ施策アンバサダー就任を機に、縦型動画の制作活動を開始。2023年には、縦型短編の監督作「レンタル部下」が、「#TikTokShortFilm コンペティション」にてグランプリを受賞した。受賞後は、企業からのタイアップオファーも増え、幅広い制作活動を積極的に行っている。

これまで映画の制作に集中してきた上田監督の目に、縦型のショートドラマはどう映ったのだろうか。制作者の観点からは、映画や横型の動画と比較して、制作費用を削減できるポイントが数多くあると話す。

「僕自身、縦型動画を実際に撮影する際はスマートフォンで行うことも多いです。撮影や編集で必要なアクションがスピーディーになる上に、フットワーク軽く制作できるのは、映画の制作時にはない感覚です」...

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