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なぜ今、ショートドラマ×プロモーションがアツいのか

フリー、BtoBサービスも縦型ショートドラマ化 コンテンツ完成度を重視

阿南佑樹氏(freee)

BtoB向けサービスのプロモーション手法としても、共感を生むストーリーテリングをもとにした縦型ショートドラマの活用が活発化している。確定申告書の自動作成サービスを提供するfreeeでも、同社初となるショートドラマを展開した。

freeeは1月11日から26日にかけて、縦型ショートドラマ『まっすぐで不器用な私たちは。』をTikTok上に投稿した。投稿した動画は全10本。本投稿前にティザーとして公開した2本と、ドラマ本編にあたる8本だ。

投稿の目的は、確定申告の際に必要な書類を自動作成できるサービス「freee会計」と、起業や開業の専門誌『起業時代』発売のプロモーション。ターゲットは主に、確定申告を行う個人事業主やフリーランス、また将来的に起業したいと考えている若年層と設定した。

動画投稿は確定申告の提出期間に合わせて行ったというが、そもそもなぜ今回のBtoB向けサービスのプロモーション施策に縦型ショートドラマを選んだのだろうか。

阿南氏は、既存のマーケティング施策は若年層へのアプローチが課題になっていたためだと話す。当時の同社では認知獲得とサービス理解の促進が不足していると感じていたため、思い切って縦型ショートドラマ実施に至ったという。

「新しいユーザーへの…

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