多くの動画が日々生まれる縦型動画プラットフォーム。その中でより多くの人の目に触れるためにはもちろんコンテンツのクオリティも大切だが、SNSプラットフォームの仕組みを理解することも重要だ。TikTokクリエイターとして活動し、自身でも講演などを行っているMrsサーフェイス 代表取締役のとっしー氏に話を聞いた。
縦型動画とはそもそもどんなものか
皆さん、縦型動画をご存じですか。携帯サイズの縦長動画で、比較的短い「ショート動画」と呼ばれたりするものです。縦型動画は、TikTokを筆頭に、Instagramリール、YouTubeショートなどでも視聴可能です。プラットフォーム上でスマホを下から上にスクロールしながら、ユーザーに最適化された様々な動画を見ることができます。
特にここ1年で縦型動画を見る人口は急増し、消費者のスマホ時間の一部として「縦型動画の閲覧」が当たり前になってきているといえるでしょう。
縦型動画プラットフォームの代表ともいえるTikTokは2017年にリリースされ、日本では7年目に突入しています。一方、InstagramリールやYouTubeショート、LINEなどで短尺の縦型動画の投稿ができるようになったのは2020年ごろ。3年しか経っていない現状です。...
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