話題のキャンペーン、店頭施策などを実現した企画書の実物を毎月1本ずつ公開します。
ジャパンパーク&リゾート
「姫路セントラルパーク2024 春期コミュニケーション」の企画書/SERIFF
オリエン内容
若年層の取り込みが重要な課題となる中、「姫セン」の今を知ってもらい、かつての記憶や情報を刷新することで、来園を促進する。
CHECK 実現した企画はこちら!
姫路セントラルパーク2024春キャンペーン「#ヒメシュンホー」
メインビジュアル
Web動画
離反層に姫センの「今」を知ってもらう仕掛け
週刊誌オマージュで園内の特ダネ情報を続々公開
姫路セントラルパークを運営する、ジャパンパーク&リゾートは4月15日、同園の2024年春キャンペーンを公開した。「#ヒメシュンホー」と題した企画は、来場前から楽しんでもらいたい意図で、SNSで園内の特ダネ情報を順次届けていくものだ。
同園は2024年3月、開園から40周年を迎え、同年4月にジェットコースターをリニューアルオープンさせたが、定着化に課題。同園の情報が、以前の来園時から更新されていない離反ユーザーを呼び起こす必要があった。そこで、週刊誌が突然発表するスクープのように、園内の特ダネ情報を公開していく企画を開始。来場客自身が記者となって、様々あるスクープの真偽を確かめながら楽しんで来場できる仕掛けとした。
企画を担当したSERIFFの岡田文章氏は、「SNS上のゴシップ記事の共有や拡散に嫌気がさしている昨今の風潮に一石を投じたい、そして面白いものを自分の意思で堂々と共有・拡散していただくのが本企画最大の狙い」と話す。ただ、扱う内容にネガティブさが残らないよう、「企画が忌避されない、“アホらしさ”を多めにして、バランスに最大限気をつかいました」と振り返った。
DATA | |
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X施策 | 4月15日~26日 |
X広告 | 4月19日~5月10日 |
Tver広告・雑誌 | 4月16日~5月10日 |
Webサイト | 4月15日~ |
園内ポスター | 4月23日~ |
STAFF | |
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広告会社 | 博報堂プロダクツ |
CD・企画・コピー | 岡田文章 |
AE | 新納摩利子、八軒右弥 |
〈 動画 〉 | |
制作会社 | 東映CM |
プロデューサー | 宮林和男 |
PM | 今西佑典 |
演出 | 岡田文章 |
撮影 | 橋本清明 |
録音 | 勝瑞純一 |
〈 グラフィック 〉 | |
アートディレクター | 伊藤健一 |
プロデューサー | 柏原健介 |
撮影 | 若井寛 |
〈 WEB 〉 | |
デザイナー | 藤田梓、香西美紀 |
〈 PR 〉 | |
プランナー | 中川雅俊、福重千佳 |
Talk01
昨今、「暴露」というコトバが非常にざらつきをもってしまいました。一般人がSNS上で何かを「暴露」し、「拡散」されたことで、想定外の方をも傷つけてしまう。そんな流れに、ネットユーザーの私たちは疲れ切ってしまっています。SNSが生まれ、喜々としてつぶやき、共感し、拡散していた時代は確かにありました。あの頃、私たちはSNSを楽しんでいたのに、今や不健康なものになり、すっかり「悪」の印象がついてしまいました。
Point
お題としていただいていた「SNSの活用」が、現在いかにセンシティブなものか、ひとつの視点から共有する。
Talk02
そんな時代に、広告表現で“オモシロ”を世の中に提供し続けてきた姫センだからこそ、やるべきことは、今一度、この「共有・拡散」を楽しいものに、戻してあげることではないでしょうか。結果、「さすが姫セン」となり、大型連休に向けて、お出かけ先の選択肢のひとつに入り込みます。
Point
他社ではなく、貴社がやるべきコミュニケーションであるということを伝える。