サントリーが新発売したビールを先行体験できる場として東海道新幹線駅ホームで初となるポップアップを実施。出張客や旅行客に対して認知・飲用経験の拡大を図った。

駅構内の他に売店がある場所と比較して、新幹線のホーム上は“情報量が少ない”ため、より店舗の存在感が際立つ。「この“異質感”によって、新幹線利用客の視線を一挙に集めることができました」(竹内氏)。
サントリーが4月4日に発売した「サントリー生ビール」。そのプロモーションの一環として展開したのが東京駅、名古屋駅、新大阪駅の新幹線ホームでのポップアップだ。駅弁の開発・販売など東海道新幹線のサービスを提供するジェイアール東海パッセンジャーズとの協業で、コロナ禍による利用客減の影響で閉店している同社の店舗を活用した。
実施期間は、発売前の3月29日から大型連休を挟んだ5月7日まで。新商品発表から発売までに先行体験してもらうことで話題を広げ、発売後の購買を促す狙い。サントリー担当者によれば、体験のために...
あと58%