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マストバイキャンペーンの新たな施策 レシート応募キャンペーンとは

シャトルロックジャパン

専用用紙やハガキでの応募によるマストバイキャンペーンは、個人情報管理などのハードルが存在する。SNSマーケティング支援を強みにするシャトルロックジャパンが提供する「Twitterレシート応募キャンペーンツール」は、企業・応募者双方の課題を解決。購買促進や認知拡大に貢献している。

(写真左)
シャトルロックジャパン
プロダクト開発部 部長
冨岡 康氏

2019年よりソーシャルメディア事業部2部部長として、大手代理店を中心にSNSを使った企画を提案。2022年より、プロダクト開発部部長。SNSを使った企業のマーケティング施策を支えるため、Twitterインスタントウィンツールの機能開発に従事。

(写真右)
シャトルロックジャパン
営業本部 統括部長 兼 動画事業部 部長
垣内佑典氏

2016年シャトルロックジャパン入社。営業として、幅広い業種の企業にSNSマーケティング企画を提案。2019年からは営業本部統括部長として、会社全体の顧客をサポート。現在は動画事業部部長を兼任し、需要が広がる企業によるSNSでの動画活用を推進している。



購入促進施策として実施される、マストバイキャンペーン。対象商品の購入や指定の金額以上での買い物が応募の条件となる。これまでは、商品購入時のレシートを用紙に貼って応募するなど、オフラインでの応募フローが一般的だった。購買促進施策としての有効な手段ではあるものの、実施に際しては様々なハードルが存在する。

個人情報の管理や応募内容の確認など企業側に高い負荷

実施の際に多くの企業が抱える課題を、シャトルロックジャパンで営業本部統括部長・動画事業部部長を担う垣内氏は次のように話す。

「従来の紙で行うキャンペーンは、消費者目線では個人情報の記入や用紙の発送など、応募まで手間がかかっていました。また、企業の目線では取得した個人情報を管理するという漏洩リスクへの対処と、1件ずつ応募内容を確認して当落選の判断・連絡を行うという作業が発生し、莫大な人件費がかかるという課題がありました。マストバイキャンペーンを検討する企業は多くあるものの、こうした問題が障壁となり、なかなか実施に踏み切れないケースも多いです」。

Twitterでレシートを取得 ツールで情報管理を効率化

こうした課題を解消する打ち手として、シャトルロックジャパンが提案するのが、同社のツールを用いたTwitterでのレシート応募キャンペーンだ。

このキャンペーンは、対象となる商品の購入時や、対象となる金額以上で購入した際のレシートをスマホで撮影し、Twitterで企業アカウントにDMで送信するもの。従来のマストバイキャンペーンと比べ、消費者が匿名のアカウントを介してレシートの送信を行うため、応募が手軽で参加のハードルが低く、参加数の増加も見込める。

また、企業側も応募用紙の作成・配布コストがなくなり、応募画像も管理画面で確認できるためオペレーションコストを減らすことができる。さらにアカウントに対して当落選の連絡を行うので個人情報のやりとりも必要ないため、より少ないコストで実施でき、情報漏洩のリスクも少ない。

さらに、応募内容の確認から当選者への連絡までを一気通貫で管理することができるため、大幅な工数の圧縮が可能だという。

ツールの導入により、Twitterでマストバイキャンペーンが実施できるようになるだけでなく、「❶確認作業の自動化」、「❷当選連絡の一括送信」が可能となる。

❶は、キャンペーンの応募条件となるレシートの内容をOCR(自動画像判定機能)で瞬時に読み取り、キャンペーンの対象となる商品の購入や金額の確認、購入タイミングとキャンペーン期間の突合など、煩雑化しやすい確認作業を自動的に行うことができるというもの。❷については当選者に対して一括でDMを送ることができる他、参加者へのお礼DMの自動配信も可能。応募者とのコミュニケーションで発生する工数も削減できるという。

レシート応募キャンペーンの最大の利点として、同社のプロダクト開発に携わる冨岡氏は「認知拡大から購買促進施策までを、Twitterのみで一気通貫して提供できる」という点を挙げる。「これまでTwitter施策は認知拡大施策としての意味合いが強く、購買に直結する施策としてキャンペーンを実施する、ということがあまりありませんでした。

レシート応募キャンペーンは商品の購入者が対象となるため購買に直結する施策であり、かつレシートを送信するだけで参加ができるため、これまでのオフラインでのマストバイキャンペーンよりも消費者が参加しやすいという特長があります。また、応募にはTwitterアカウントへのDMでの送信が必要なため、応募者はアカウントをフォローしてくれます。購買促進施策を行いながら、Twitterのフォロワー数増加に繋がるという点も大きなメリットです」(冨岡氏)。

図 Twitterレシート応募キャンペーンのフロー
Twitterのみで応募が完結。管理画面上でレシートも自動判定されるため、当選者の選定作業や情報の管理工数が削減できる。

SNS全般での支援を強化し頼られる存在に

同社が提供するサービスの今後について、冨岡氏は「Twitterという切り口では、認知拡大から購買促進までという部分以外にも、企業のファンを増やすキャンペーンなど、企業と消費者のコミュニケーションの各フェーズに対応できるよう、SNSでのサポートを続け、さらなる機能開発を進めていきたいと考えています」と話す。

同社はレシート応募キャンペーンの他にも、ツイートへのエンゲージメントでポイントが還元されるマイレージキャンペーンや、その場で当選結果がわかるインスタントウィンキャンペーンなど、多様なSNS施策を提供している。また、アカウントの運用代行やキャンペーンの事務局代行など、SNSに関する施策のトータルでのサポートも行っている。

冨岡氏は「当社はTwitterだけでなく、SNS全般でのサポートを強みとしています。企業がSNSのマーケティング施策で何らかの課題を抱えた時、『シャトルロックジャパンに相談しよう』と思ってもらえるように、これからも様々なサービスを提供していきたいです」と語った。



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