販促に欠かせないツール・手法ごとに毎号、活用アイデアが抜きんでた例を紹介。各領域の“目利き”である専門家が選んだ事例と分析を、次なる企画のヒントに。
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COLOR Again
![](https://mag.sendenkaigi.com/hansoku/202303/images/099_01.jpg)
COLOR Againと渋渋生、そして当日メイクブースにご協力いただいた、花王ビューティリサーチ&クリエーションセンターのアーティストの皆さま。
本誌の読者の方で、日常的に「Z世代・高校生」と直接接する機会がある方は、どれくらいいるでしょうか。自身の家族にいる場合や、仕事においてターゲット・購買顧客対象が高校生の場合などがあるかもしれません。
私は公私ともに接点がありませんでしたが、2022年末、友人の仕事をきっかけに、「高校生」と直接コミュニケーションをとる機会がありました。ブランドマーケティングエージェンシー FICCとモーンガータの共同事業「COLOR Again」と渋谷教育学園渋谷高等学校の社会貢献活動教育に参加した有志学生で行う「“Feel&Think〜私が感じたもの、私がしたいこと〜”」というイベントでした。
「COLOR Again」とは、自分なりの美を再発見するプロジェクトであり、コスメのアップサイクルを始め、あらゆるモノや人の可能性や多様性が尊重し合える世界の実現を目指している活動です。
私がイメージするZ世代・高校生は、社会活動の中では「消費者」の側面しか持たない、というものでした。しかし、この企画に...
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