老舗ランドセル工房の生田が立ち上げた革かばんブランド「IKUTA KABAN」がブランド初のポップアップを開催中だ。職人による製作実演やワークショップでブランドの認知拡大を図る。

主力製品のリュック「SEOU」は約8〜11万円と高価格帯で、30〜50代のビジネスパーソンの購入者がメイン。しかし、「良いものを持ちたい、背伸びをしたい」という20代後半からの反響も多いという。
1950年の創業以来、70年以上にわたって本革ランドセル製造に従事してきた生田。その技術を活かして2020年9月に立ち上げたのが、革かばんブランドの「IKUTA KABAN」だ。「IKUTA KABAN」は、工房を併設している大阪市生野区の店舗でランドセルと並んで展示・販売しているほか、ECでの取り扱いがメイン。実際に製品に触れる機会を創出するべく、初のポップアップを開催している。
期間中はランドセル職人も在店し、店内で革小物の製作の実演も行っている。また、牛革を使ったミニポーチやネックホルダーをつくれるワークショップも開催。革製品の...
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