明治は9月下旬から、消費者庁が食品ロス削減に向けて取り組んでいる令和3年度「めざせ!食品ロス・ゼロ」川柳コンテストの受賞作品を活用し、食品ロス削減の普及啓発を実施。「明治おいしい牛乳」などの商品パッケージに受賞作品の一部を掲載し、発売した。
明治は、「明治グループサステナビリティ2026ビジョン」の取り組みの一つとして「環境との調和に向けた循環型社会の形成」という方針を掲げ、食品ロス削減に取り組んでいる。一方、消費者庁の「めざせ!食品ロス・ゼロ」川柳コンテストは、国民が食品ロス削減を「我が事」として捉え、「理解」するだけにとどまらず「行動」に移すための広報・啓発活動として開催。明治はその思いに賛同し、消費者庁と一緒に取り組むことで、双方にとってより有意義な活動になると考え、今回の企画に至った。
幅広い商品や売り場での情報発信を目指し、受賞作品の掲載はヨーグルトやアイス、レトルトカレーなどの9商品群、合計21品で展開。流通各社に向けた営業では企画の社会的意義を説明したことで、結果的に多くの企業の賛同が得られ、売り場の拡大や販促の実施につながったという。10月末時点で、同社による対象商品の出荷実績は、合計約3000万個にのぼった。
並行して、明治の各ブランドのSNSアカウントから当企画についての発信を行ったところ、約360件のいいねと約100件のリツイートも得られた。