ファミリーマートは10月11日から、全国のストアスタッフが考案した「シュークリーム」の新商品を、全国6エリア(北日本・東日本・中日本・西日本・南九州・沖縄)の各地域で発売した。また、総合評価1位となったエリアの商品を全国で発売する「地域対抗!シュークリーム王決定戦」もあわせて開催する(発売は来年1月)。
当施策は、同社が昨年から取り組んでいる5つのキーワードの1つである「わくわく働けるお店」の一環として実施。昨年、「スフレ・プリン」を各地域で発売する「スフレ・プリンフェスティバル」を開催したところ、非常に好評だったことから、今年は同様の企画を人気スイーツのシュークリームで実施した。
シュークリームの商品アイデアを全国のストアスタッフから募集したところ、応募総数は昨年の約1.8倍となる5852件。その中から、各エリアを代表するシュークリーム6種類を選んだ。
各エリアでの発売をきっかけに、デザート全体の売上がアップ。全国発売を目指して、各店舗でより一層積極的な売り場づくりと販売への取り組みにつながっているという。全国発売する商品の選定に際しては、Twitterで食べたい商品の投票キャンペーンも実施する。
発案者からは「自分の考えた商品が売り場に陳列されていることが信じられない。たくさんのお客さまにご購入いただき、大変うれしい」といった声が聞かれているうえ、他のストアスタッフからも仲間が開発した商品として注目されているという。