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オンラインの盛り上がりをリアルでも

平井健一郎

ワーナー・ブラザース/マトリックス レザレクションズ

今年9月、2021年12月に公開された映画『マトリックス レザレクションズ』のOOHキャンペーンが、世界的な広告賞「Adweek's 2022 Experiential Awards」を受賞した。このキャンペーンは映画公開に合わせて各地のDOOH(デジタルOOH)を活用し、世界同時に実施されたもの。通常のCM放映ではなく、Twitter上の特定のハッシュタグが付いた投稿を収集する仕組みを利用し、ファンによる映画公開前の様々な期待感の声をディスプレイに表示したのが特徴だ。

「12月のマトリックスを映画館で見たいからそれまでに全部見る」「マトリックス早く見たい。もう明日公開してくれ」といったツイートが、様々な場所で表示された。映画館付近に配信面をセグメントし、公開直前に盛り上がりのピークが来るように配信量がコントロールされたこともあり、限られた放映期間の中で170万以上のターゲットインプレッションを実現できたそうだ。

TwitterからOOHへ

OOHの広告そのものが話題になり、Twitterを始めとしたソーシャルメディア上で拡散するケースは、これまでも何度か紹介させていただいた。今回の事例では従来とは逆の流れで、人気映画『マトリックス』の待望の続編が、Twitter上で大きく話題になっている様子をOOHメディア上でも放映することで、リアル空間でも...

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