生活者の「買いたい!」の正体とは
「コストパフォーマンス」(コスパ)に「タイムパフォーマンス」(タイパ)。使った費用や時間に対する価値やメリットを求める消費者が増える中、販促ではどのようなアプローチが有効になるのか。ライズマーケティングオフィス 代表取締役田中みのる氏が解説する。
「お得感」を演出 事例&アイデア
ポイント制や割引に留まらず、様々な企業が消費者に「お得さ」を感じてもらえるような取り組みを実践している。ここでは、そんな企業の取り組みの一部を紹介する。
千葉や神奈川で家具アウトレットを運営する「メガマックス」では、不定期で詰め放題イベントを開催している。1回300〜1000円で、詰め放題できる商品はイベントごとに変わる。過去には子ども服や靴下、キャミソールなどの衣類の他、缶詰やレトルト食品など、食料品の詰め放題も実施している。取り組みはTVなどでも取り上げられ、連日大盛況。同店を代表する目玉企画となっている。