ジーニー/GENIEE DOOH
今年9月、Google社の提供するマーケティングプラットフォーム「ディスプレイ&ビデオ 360」が、屋外広告SSP「GENIEE DOOH」と連携した。これにより、インターネット広告を出すのと同じ感覚で、Googleの管理画面上からOOHメディアのプランニングや購入、入稿、効果測定などができるようになった。
ビデオの配信面を屋外へ
「GENIEE DOOH」を提供するジーニー社によると、もともとGoogle社の方で配信先のネットワークを屋外などインターネット以外にも拡げていきたいという戦略があった。そのような背景で、SSP業界国内トップクラスの規模の実績があり、DOOH(デジタルOOH)領域で渋谷や新宿などの優良枠を独占しているジーニー社との連携が決まったという。国産の屋外広告プラットフォームとしては初の取り組みだ。現在は主要都市を中心に約40面の屋外広告へ出稿ができるという。
申込から審査、配信まで時間がかかっていたり、プランニングやレポーティング段階での効果推計が難しかったりといった従来のOOHの課題が、Google経由で配信が可能になり大きく改善された。特に、位置情報データを活用して時間帯別や属性別のインプレッション(imp)数が...
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