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アクティベーションツール

売り場は「触れて」「確認して」「商品を選ぶ」場所

向坂文宏(桜美林大学)

ピジョン/母乳実感® 哺乳びんディスプレイ

数年前まで、売り場での商品訴求は、店頭ツールがその役割の大半を担っていた。しかし、今ではスマホを片手に買い物をすることが普通となり、売り場においても、Web上の口コミや価格比較サイトの情報、その他商品情報を確認することが可能となった。店頭ツールへも二次元コードが印刷され、積極的にWebへの誘引を行っている。

このように、売り場で様々な情報に触れられるようになると、改めて店頭ツールの役割を考えてしまう。Webと店頭ツールのそれぞれの強みを生かし、訴求内容が連携できれば、売り場でのアピール力は飛躍的に向上しそうだ。今回は、Webと店頭ツールの役割を分かりやすく分担し、スムーズな連携を行っていた事例を紹介する。

特徴や魅力はWebで掲載

ピジョンの母乳実感® 哺乳びんは、2022年発売の商品で、シリーズ3代目となるロングセラー商品である。1949年から続くという同社の哺乳研究と商品開発の現時点での集大成であり、ここに至るまでの開発の歴史や商品に込められた思いをWebサイトから伺うことができる。

母乳実感® 哺乳びんの特徴は、その乳首部分にあるそうだ。3代目より赤ちゃんが乳首をくわえる位置の目安となるラインがデザインに...

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