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形状を大きく一新した「meiji THE Chocolate」

小川裕子(小川裕子デザイン)

明治/meiji THE Chocolate

2代前に板チョコ形状となって発売し、大きく話題になった「meiji THE Chocolate」がまたもやパッケージを大きく変えてきた。厚紙を使用し、袋箱形状に仕立てたその姿は店頭で目を引く存在となっている。袋のような形状だが箱のようにしっかりとした形で清潔感もあり、デザイン面も目につきやすく鮮度感もある。そして、メインビジュアルであったカカオポッドも健在で今までのカラフルな仕立てを今回は線画に変化させ、色数も抑え見事にリニューアル化を図っている。

産地によって味が全く違い、仲間と食べ比べると「これが好き」「あれが好み」とカカオ談義に華が咲いた。ティータイムが久しぶりに楽しい時間となったのは、こんなご時世にはありがたいシーンの演出だ。

商品の大きさだが縦横の比率が「大和比」という日本人が古来より美しいと思う比率を採用したそうだ。大和比は始めて知った言葉であり一つ学びになった。厚みは5mm。これも考え抜かれた厚みとのこと。チョコレートは味がとてもデリケートで、良いカカオを使って良い製法であればあるほど香りも味もワインのように楽しめるものだと思うので、とても奥深く楽しめる商品だ。だからこそチョコレートにこだわっている明治はどこまでも追求しているし、それを楽しんでいる社員の...

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