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日東紅茶がブランドエッセンスを策定

三井農林

三井農林が提供する紅茶ブランド「日東紅茶」は8月24日、“TEAの「もっと」を創り出そう。”を、新たなブランドエッセンス(ブランドを一言で表すアイデンティティ)として掲げた。

新たなブランドエッセンスの策定に至った背景には、紅茶そのものの啓発や普及活動には力を入れてきたものの、日東紅茶ブランドについては、対外的なアピールが不足していると感じていたことがある。また、これまではブランド価値を明確に規定していなかったため、それがブランドの方向性を打ち出す際の課題にもなっていた。

そこで同社は、インターネットやSNS、新しい飲料カテゴリの出現、消費者の嗜好の多様化といった世の中の変化を踏まえながら、日東紅茶ブランドとして今まで大切にしてきたもの、今後も大切にしていくものを再定義することで、これからの日東紅茶の展開の指針としようと考えた。

ブランドエッセンスには、紅茶だけにとどまらない“TEA”の持つ多様性を活かした「もっと」を、ファンと一緒に、より様々なかたちで創り出していくといった思いを込めた。今後は、これまで以上にファンの声に耳を傾けながら、“TEA”の多様性をさらに追及、提案し、新たな価値を提供できるよう企業活動を行っていく。

ブランドエッセンスの選考過程では、自社アプリでファンを対象にしたアンケートも実施し、そこで得られた意見も反映。共創を行ったことで、ファンからブランドエッセンスへの支持を得るとともに、日東紅茶の今後に対する期待の声も聞かれたという。

現在の企業活動の中にある「もっと」の一例には、顧客ニーズの多様化に応えて昨年発売した、茶葉とミルクパウダーが一体になった商品「ミルクとけだすティーバッグ」などがある。

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