第14回販促コンペでは、ファイナリスト29本の中から、グランプリ、ゴールド2点、シルバー3点を選出した。本記事では白熱した審査会の様子をレポートする。

4013本からファイナリスト29本 29/4013
↓
選出理由を確認
↓
1人6本に投票
シルバー以上の受賞候補となる
6本が決定 6/4013
千葉銀行「レター口座」9票
近鉄不動産「二番祭」6票
ネスレ日本「ネスレ・ウェルビー・キャッチャー」6票
千葉銀行「残高宝くじ」5票
ののじ「ののみみ王子」5票
メガハウス「オセリポ!」5票
↓
フィジビリティの懸念や
類似企画がなかったかを
再度確認
↓
1人3本に投票
投票の結果、ゴールド以上、
シルバーが決定
ゴールド以上
メガハウス
「オセリポ!」
ネスレ日本
「ネスレ・ウェルビー・キャッチャー」
千葉銀行
「レター口座」
シルバー
近鉄不動産
「二番祭」
千葉銀行
「残高宝くじ」
ののじ
「ののみみ王子」
↓
最終意見交換タイム
ゴールド以上の企画の
中からグランプリを検討
↓
1人1本に投票
投票の結果、
グランプリが決定
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初となるオンライン審査会
本年は販促コンペとして初となるオンラインでの審査会となった。
二次審査を通過した94本から、最終審査委員が事前に3本ずつファイナリストとなる作品を選出。重複選出を含め、29本がファイナリストとして最終審査へと進んだ。
ファイナリストの選考は難航
最終審査会の審査方法はこうだ。まず、各作品について選出した審査委員が選出理由を発表した後、受賞に相応しいと考える6本に投票する。その後、暫定の上位6本の企画をベースに議論。その過程を経て、シルバー以上の受賞作品を確定。6本の企画からさらにゴールド以上に該当する3本を決め、最終的な議論を経てグランプリが決定する。
審査会が始まって早々に、多くの最終審査員から「今年の審査は難しかった」という意見が出た。二次審査通過作品の多くがとても素晴らしく、ファイナリストに残したい企画はたくさんあったが、泣く泣く3本に絞ったという審査員が大半であった。昨年は抜きん出た企画がないという理由から「グランプリ該当なし」という結果になったが、それが嘘のように今年はハイレベルな作品が多かったという。
各作品について最終審査員による熱がこもった“推し活”ならぬ作品推薦のプレゼンが行われ、他の審査員からも「自分は選ばなかったがよい企画」という同意や企画実現性における懸念の提起など活発な議論が行われた。その上で行われた投票だが、27作品に点が入り票数が分散された。その中から、5票以上を獲得した上位6作品がシルバー以上の候補となり、全審査員同意で「レター口座」、「二番祭」、「ネスレ・ウェルビー・キャッチャー」、「残高宝くじ」、「ののみみ王子」、「オセリポ!」がシルバー以上の受賞確定となった。