姉妹2人で営む小さな店舗 コロナ禍中も売上は堅調 地域地図により集客サポート
JR西荻窪駅南口から歩いて約3分、中央線沿線に多い個性的な居酒屋などの並ぶ通り沿いにあるのが「紙モノ雑貨店ぺぱむら」。文具のみにこだわらず紙モノ雑貨を集める店だ。
文房具店で販売職だった姉の渡辺久美さんと妹でグラフィックデザイナーの渡辺律子さんの二人が営む。姉が仕入れと販売、妹がオリジナルの商品開発を担う。共に前職で紙と縁の深い仕事をしていたのが『紙モノ』のお店を始めるきっかけになった。
店の場所を決める際には西荻窪をはじめ吉祥寺や谷根千など各地の物件を下見したという。駅に近くて、人通りが多く路面沿いであること、正面がガラス越しで入りやすいことなどを決め手として考慮した。元々米屋で直前は整体店だったこの場所が最も条件に合うと感じて、2015年4月にオープンした。
店内にはグリーティングカードやマスキングテープから始まり、パソコン前で便利に使える小さなノートやパスワード記録用のメモ帳、果ては紙製の財布や名刺入れまでがずらりと並ぶ。
平日昼間は近隣の年配者や幼児を連れた女性、夕刻からは仕事帰りのお客さまが多い。休日になると西荻窪を目指して遠くから来る20〜40代の客が目立つ。「じっくり商品を見たい方には話しかけず、アドバイスを求める方には求める情報を適切にお伝えするなど...
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