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アクティベーションツール

切り取られ/シェアされ/模倣されるコンテンツ

島袋孝一(プリファードネットワークス マーケティング)

SEKAI NO OWARI「Habit」

6秒、15秒、20秒。この秒をみてピンとくるのが本誌の読者層だと思います。それぞれYouTubeのバンパー広告、テレビCM、ラジオCMの標準的な尺の長さです。では、Twitterで動画添付できる最長時間は?同様にInstagram、TikTokは?⋯⋯この辺りの数字は実務として把握をしておきたいところです。ただ、一度理解してもメディア仕様変更により随時変更されてしまうのも、SNSマーケターの頭を悩ませるところですが。

コンテンツの流通の変化

さて、本稿では過去この連載枠で扱ったことのない題材をピックアップしてみます。タイトルにある通り、とある人気ミュージシャンの「楽曲」です。一般的なメーカーや小売の方からすると、縁のない話だな、と思わずに。自社のSNSの取り組みに生かせる点があると思います。

SEKAI NO OWARIの最新作「Habit」は、4月28日にオンライン配信が開始され、CDは6月22日に発売。蜷川実花さんが監督する映画の主題歌ということもあり、プロモーションは全方位で展開されていました。昨今、音楽作品の1つの指標となっているのがYouTubeの再生回数です。この原稿を書いている現在、2000万回を超えています。僕らくらいのアラフォー世代だと「ミリオンセラー」と100万枚規模のCDセールスが市場の評価軸だったのを懐かしく思います。

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