独自の世界観を演出した店舗で知られるナチュラルコスメブランド「SABON」が、世界の店舗で初めてスパを併設した旗艦店をオープン。ロスフラワーを使ったギフトボックスやガラス容器の回収など、その香りの源となる自然を身近なものにする演出を通し、より自分らしくナチュラルに暮らすライフスタイルとの出会いを提案する。
ここ数年の自宅で過ごす時間の増加に伴い、より心地よく過ごすための香りのアイテムの売り上げが伸びている。
2022年に創設25周年を迎えたイスラエル発のナチュラルコスメブランド「SABON」はその代表格だ。フレッシュな手作り石けんの量り売りから始まり、顧客の要望に応え店舗や製品を増加。心地よいテクスチャーや豊かな香りを楽しめるボディケアやフェイスケア、ヘアケア、フレグランス、ホームアイテムなど、幅広く展開。世界15カ国以上に216店舗出店している。
日本でもコロナ禍においても実店舗・オンラインともに好調で、2021年に4店舗、2022年は2月のルミネ荻窪店に続き、4月20日にはサボン 銀座三越店も出店している。
その特徴の1つが独自の世界観を反映し映画のセットのように作りこまれた店舗だが、2022年3月30日には中目黒の旗艦店をリニューアルし、世界初のスパを併設した「SABON l’Atelier SPA(サボンアトリエスパ)」をオープンした。
店内にはエルサレムストーンで作られたウォータースタンドを配し、手元でボディスクラブなどの使用感を試せるのが特徴だが、こちらではさらにスパで商品を使った全身のハンドトリートメントを受けられる。SABONではボディスクラブやシャンプーなどのインバスからボディクリームなどのアウトバスまで同じ香りで揃えられるが、その魅力を全身のケアで体験できる。
一般的には専門店でもシャワーが多いが、よりゆったり楽しんでほしいとクラシックなデザインのバスタブを用意。SABONのバスソルトを使ってゆっくりと過ごす時間も含めて体験してほしいと、予約は1日2組に限定している。
「SABONのストアはまるで友人宅のように居心地のよさを提供し、限りない喜びと感動を分かち合うSABON製品との出会いの場。ここから始まるコミュニケーションを大切にしています。こちらでは旗艦店として、限定アイテムも揃え、訪れるたびに喜びと驚きに満ち溢れる体験を提供したい」(SABON 広報 川島ゆみ氏)