大塚製薬は、健康飲料「ポカリスエット」のプロジェクトとして、10代の人たちが撮影した「自分らしい写真」をSNS上で発信し共有する部活動「ポカリ写真部」を今年2月に発足。3月28日から渋谷を皮切りに、その部員たちが撮影した作品を広告として掲出する「青いボクら写真展」を全国6エリアで実施した。
ポカリ写真部には、5月13日時点で1000人を超える部員が在籍している。未来に向かって前向きな行動を起こす人たちを応援するポカリスエットが、学校行事や部活動が制限されることがある時代でも自分らしい生き方で青春を謳歌する若者にブランドの目指す姿を重ね、リアルな10代の生き方を社会に対して一緒に発信したいとの思いから発足。その一環として、10代の今しか残せない瞬間を集めた写真展を実施した。
ポカリ写真部は、発足時から写真展の開催を目指して活動しており、2月末までに3116点の応募作品があった。また、写真が広告に採用された人が自らのSNSアカウントで掲出を積極的に発信するなど、ブランドと10代の人々との相互的なコミュニケーションが生まれているという。
写真展を見かけた人からは「10代の子たちの写真にエネルギーをもらった」という声が聞かれたほか、部員からは「全国の同年代とつながっているような気持ちになれた」「2時間半かけて広告を見に行った」など、熱量のある声が聞かれた。