ワークマンは4月28日、メインターゲットを女性とした店舗「#ワークマン女子」の銀座イグジットメルサ店を、旗艦店としてオープンした。
オープン当日の4月28日から5月8日までのゴールデンウィーク期間中は、整理券を配布するほど盛況で、1日平均約1500人が来店した。カップルやファミリー層も多く来店し、「都心にできて来店しやすくなった」という声が聞かれた。「#ワークマン女子」店は、6年前に一般向けのプライベートブランド強化を始めたときから既存のワークマンらしくない店舗が必要と考え、企画されたもの。
2020年10月に1号店をオープンしてから順調に店舗数を伸ばし、今年度の出店予定分を含めると、来年3月末時点で合計27店舗になる見込みとなっている。今回、銀座に旗艦店を設けることで地名度が高まり、都心商業ビルや郊外ショッピングセンターからの出店の勧誘も増加する想定だ。
他店を含め「#ワークマン女子」とWORKMAN Plus店(モール店舗)の女性売り場は絶好調で、今年3月期は女性専用製品の供給が追い付かない状況となったほど。高機能で低価格、製品が丈夫で長期的に使用できるというコスパの良さが評価され、人気を呼んでいるという。来期は女性専用アイテムと生産量を拡大し、売上は通常店舗も含めて前年比160%増の年間140億円を目指す。

「#ワークマン女子」銀座イグジットメルサ店の内観。