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常連になりたくなる まちの愛され店舗探訪

たわしの老舗、根津に定着 地域になじむ工夫の数々

亀の子束子 谷中店

亀の子束子のアンテナショップ 元銭湯だった建物をリノベーション 地元各店ともコラボレーション

雑貨店と見まがうおしゃれな店内。亀の子束子やスポンジからTシャツやトートバッグまで揃う。ゴールデンウイークは毎日営業。


地下鉄千代田線根津駅から徒歩2〜3分の商店街路地にある「亀の子束子 谷中店」。亀の子束子西尾商店は東京都北区滝野川に本社があり、高い技術を持つ職人による手作りで100年以上も客に愛されるたわしの老舗。そのアンテナショップが同店だ。

2014年から谷中のへび道に店を構えていたが20年11月、根津駅近くに移転した。同社取締役マーケティング部長の鈴木昭宏氏はその理由を「以前の店は僅か5坪でしたが5年間で5万人が来店しました。その地元との縁を引継いでより広い場所を探していたところ、たまたま物件がみつかりました」と語る。元銭湯だった建物の脱衣場をリノベーションした造り。店の入り口軒下にはディスプレイとしてたわしがぶら下がっているのもかわいい。

店内では次々来店する客にスタッフが「お久しぶりですね」などと語りかけ自然に会話が弾みだす。「家庭では伝承されにくくなったたわしの使い方などを話しながら伝えます。スタッフはたわしについては完璧な接客ができるので、来訪理由は圧倒的に口コミです」と鈴木氏。従って「あえて来店を促す趣旨のポイントカードは作らず、周辺でのポスティングもやっていません」と明かす。客層の8割は女性で30〜50代が多い。コロナ禍に見舞われたせいもあり、現在、地元客と遠方からの来訪客の比率は...

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