売れる「言葉」の基本 直販コピーは「説得」がミッション
コロナ禍により、リアルからデジタルへ。販売チャネルもコミュニケーションチャネルも大きく変化した。消費者との接点は変われども、人を動かすのはクリエイティビティ。そしてそのクリエイティビティの中核を担うのが「言葉」だ。販促における、売れる「言葉」の基本を向田 裕氏が解説する。
売りにつながる!「言葉」の使い方
メールマーケティングは安価にすぐ始められるプッシュ施策だが、ポイントを理解しないと読まれることはもちろん、開封すらされない。成果を出すメールの書き方について、ライトアップの米澤 信弘氏と伊藤 淳二氏が解説する。
インターネットの進化に伴い、SNSやビッグデータの活用など、様々なデジタルマーケティングが行われるようになりました。その中でも長い歴史を持つマーケティング手法がメールマーケティングです。
インターネットが始まった初期からあると言っても過言ではないメールが、なぜ今も重要視されているのか、そして成功させるためのポイントは何があるのか──今回はメールマーケティングのメリットや運用のポイントについてご紹介します。
インターネットが始まった当初から存在しているサービス「メール」。新しいサービスが続々と生まれていくインターネットにおいて、その歴史はかなり長いと言えるでしょう。
しかし、メールが持つある特性の代わりになるサービスは、まだ生まれていないと思います。その特性とは、ユーザーを識別する普遍性の高い固有IDという点です。
どのようなサービスを利用するにしても、個人を識別するためにメールアドレスの登録を求められるものがほとんどです。近年ではSNS認証も増えてきましたが、SNSのIDの場合、そのSNSのインフラに依存することになり、サービスが終了してしまえばIDの意味をなしません。また、そもそもSNSに登録するためにメールアドレスが必要になります。つまり、メールアドレスとはインターネット上における唯一無二の個人IDとも言えるのです。
マーケティングの視点から言えば、ユーザーと直接コンタクトできるプッシュ型のツールという点も大きなメリットです。SNSやメッセンジャーなどでのコミュニケーションはタイムラインで流れてしまいますが、メールの場合は受信トレイに蓄積されていき、ほぼ確実に目にする機会を手に入れられます。また、誰が開いたか、何をクリックしたのかという情報も詳細に知ることができるのです。
では、メールマーケティングを成功させるためにはどうすればよいのでしょうか?
最も大切なことは『ユーザーを知ること』です。
メールマーケティングの場合、ユーザーに対して直接コミュニケーションを取ることができるので、その他のマーケティング手法以上に、ユーザーがどのような属性で、どのような生活をしていて、何に興味を持っているのか、といった特性を知ることが重要です。
メールマーケティングでは...