カルビーは1月25日、自社で提供する顧客向けアプリ「カルビー ルビープログラム」において、販売店検索機能を追加機能としてリリースした。
「カルビー ルビープログラム」は、メーカーであるカルビーが消費者との直接的な接点を継続して持つことで、カルビーの体験価値を向上させたいと開発した。今回追加された販売店検索機能は、気になる商品がどの店舗にいつ納品されたかをアプリ上で検索できるというもの。
従来からお客様相談室に最も多い問い合わせが「購入したい商品がどこで売っているか分からない」という内容だったことから、ほかにも同様の理由で購入を諦めている人が多く存在し、機会損失が発生しているのではと考えたことが、今回の機能の立案につながった。アプリ上では、各ユーザーがどの商品を購入したかが分かる仕組みになっているため、ユーザーが気になる商品の販売店舗を検索したあとに購買まで至っているのかを、当機能によって把握できるようになる。
当機能に対し、SNS上では好意的な反応が寄せられているという。また、現在は検索できる商品や業態が限られていることから、全商品、全業態への展開を望む声も聞かれている。
今後も新しい機能の開発は継続的に行うとし、たとえば季節限定商品を気に入った人に、次回の発売が始まるタイミングで連絡する機能などを検討しているという。