編集部に届くニュースリリースから、業界の動向を編集部が紹介します。
まだまだ拡大するEC化の波 オンラインだからこそできる新しい購買体験を
POINT
①ECは欠かせないチャネルのひとつに
②オンライン接客による双方向のコミュニケーション
③実店舗の感覚で買い物できるバーチャルショップ
コロナ禍によって、急速に広がったEC化の波は、2022年を迎えてもなお拡大を続けている。編集部にも「EC強化・立ち上げ」「EC事業が伸長」といったEC関連のリリースは多く届いており、業種業態問わず、ECを重要なチャネルと捉えていることがわかる。EC化が難しいと言われてきたスーパーマーケットも、多くの企業がネットスーパーを立ち上げるなど、動きが活発化、小売りDX(デジタルトランスフォーメーション)が急速に進んだ。
また、ECの重要性が増す中で、EC自体もただ商品を販売するチャネルとしてではなく、オンラインの強みを活かし、新しい購買体験を提供する場として、各社で進化が進んでいる。例えば、実店舗と同じような接客を提供するオンライン接客や、実店舗で実際に買い物しているような体験ができるバーチャル店舗、顧客と双方向のコミュニケーションがとれるライブコマースなど、テクノロジーを活用した様々な取り組みが見られる。ますます拡大するEC市場に今後も注目したい。
ネットスーパーのプラットフォーム 「楽天全国スーパー」提供開始
楽天グループは1月11日、ネットスーパーのプラットフォーム「楽天全国スーパー」の提供を開始した。
「楽天全国スーパー」は、全国のスーパーマーケット事業者向けに受注管理やオンライン上の決済などの機能を提供するプラットフォーム。第一弾として、群馬県を拠点に1都14県でスーパーマーケット「ベイシア」を展開するベイシアが...