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ジンズが創業の地にサステナビリティを意識した店舗オープン

ジンズ

アイウエア事業を展開するジンズは、創業の地である群馬県前橋市に、環境への配慮や地域との新たな関係構築といったJINSのサステナビリティ推進を体現したロードサイド型店舗「JINS前橋小島田店」を、1月14日にオープンした。

背景には、コロナ禍で密を避けるために顧客の購買行動が変化し、県外や市街から駅ビルや大型商業施設へ訪れるよりも、小商圏内で必要なものを購入する傾向が高まっていると感じられていることがある。ジンズはこれまで、前橋市の東地区では駅ビルや大型商業施設を中心に出店していたが、より地元の人々に気軽に訪れてもらえるよう、路面店のオープンに至った。

ジンズは昨年、サステナビリティの共通ビジョンや具体的な目標を策定し、いくつかの取り組みを推進している。前橋小島田店も、サステナビリティ推進の先駆けとなることを目指して、店舗づくりを実施。太陽光パネルの設置による温室効果ガス排出削減への取り組みや、地元のアーティストによる空間演出、群馬県内で農業経営を行っているJINSの関連会社「JINS norma」で栽培した野菜の無人販売など、メガネの販売にとどまらない新たな店舗の在り方として、地域と共生しながら社会や環境に価値を還元できる店舗に成長させていく方針だ。

オープン前に店舗を覗きに来た近隣住民からは、「近くにJINSができて嬉しい」「オープンを楽しみにしている」といった声がたくさん聞かれたという。

JINS前橋小島田店の外観。

空間演出を担当したのは、群馬県出身のアーティストである尾花賢一氏。店内壁面には、群馬の空っ風から着想を得た作品「風男」のドローイングが随所に描かれている。

店舗は木造。木に囲まれた店内空間からは、ぬくもりが感じられるようになっている。

店内の一角では、野菜の無人販売も。

Photo:Shinya Kigurea

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