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編集部が選ぶ秀逸事例

元日の折込チラシを一気見

小売店にとって、初売りは1年で最大の商戦期と言っても過言ではないほど力の入るものです。趣向を凝らした福袋に、特別セールなどなどお屠蘇気分で、財布のひもが緩みがちな消費者の心をわしづかみに。そんな各地域の初売りの工夫が垣間見られるのが年末年始の新聞に入る折込チラシ。ここでは、東京近郊の折込チラシを紹介します。

    ケーズデンキ

    湘南、川崎エリアなどの神奈川一帯の店舗


    大手家電量販店 ケーズデンキは、見開き6分の1をクーポン用スペースに使用。併せて、同社の「あんしんパスポート」会員の入会にも誘導しながら値引き施策も行っており、販売促進と会員入会によるデータ収集も見込んだ秀逸なチラシに。

    ここに注目!

    企業への共感を呼ぶ新年の挨拶!
    編集部がチェックしたチラシの中で、コロナ禍による消費者の変化に寄り添いながら新年の抱負を述べていたのはケーズデンキでした。企業への共感を呼ぶ上手なメッセージですね。


    ノジマ

    東京、神奈川、埼玉、千葉、静岡の店舗


    ノジマのチラシでひときわ目を引いたのが、「福袋 総額3億円分大還元」という文字。ひとつの福袋には3億円分も入っていないことはわかっていながらも、なぜかお得に感じてしまいますね。正月ならではの「特別感」を演出しています。

    ここに注目!

    目玉商品を大きくアピール
    チラシでは、消費者に何を...

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