Googleは9月15日、今秋を予定しているスマートフォン「Google Pixel 6」の発売を記念するキャンペーンを実施した。
Google Pixel 6は、Googleが初めて完全自社開発した純正チップ「Google Tensor」を搭載したスマホ。キャンペーンでは、純正チップの魅力をいち早く体験できるとして、“サクサク”の仕上がりを追求したフライング製法のGoogle産ポテトチップス「純正チップス」を配布するというユーモアを交えた施策を展開した。
当キャンペーンは先着1万人を対象として開始されたが、非常に好評を博して1時間で枠が埋まり、追加枠として抽選で1000人に配布される旨が発表された。SNSでは「ワクワクが止まらない、Google Pixel 6の発売日が楽しみで仕方ない!」「Googleは面白いことをする。遊び心があってよい」「Googleポテチが欲しいから、Pixel 6にしよう」といった声が聞かれ、過去のPixel関連の投稿と比較しても高い反響が得られたという。
純正チップスは、純正チップとのつながりを持たせるよう細かなところまでこだわった。チップスのパッケージは、チップを搭載したPixel 6のデザインやカラーバリエーションを踏襲。また、一人ひとりに合わせて進化するスマートフォンであることを表現するため、一人ひとりの名前をパッケージに付けて送った。単なるジョークとして終わらないよう、Pixel 6発売のメッセージとバランスを取りながら、読後感として残すものを意識して制作したという。

Google Pixel 6のデザインを踏襲した「純正チップス」。(画像提供:Google)