ミヨシ石鹸(東京・墨田)は8月8日、パイン(大阪・大阪)が提供する「パインアメ」とのコラボ商品「パインアメソープ」を、ミヨシ石鹸公式オンラインストアから8888個の数量限定で発売。オンラインストア発売分は約2時間半で完売するなど、好評を博した。
パインアメソープは、パインアメの香りやデザイン、透明感を再現した石鹸。発売に先駆けて、7月12日からクラウドファンディングサービス「Makuake」に出品したところ、支援金額は目標の8万8888円に対して5718%と大きく超過し、支援者数は2091人を記録。販売個数は5000個以上と、先行販売の予定数をはるかに上回ったことから、3日間で販売を終了するに至った。
当企画は、コロナ禍で石鹸会社としてできることは何かを考えるなかで、「社会情勢、感染症を意識せずに手洗いの時間を楽しんでもらいたい」と立案。パインアメは老若男女問わず愛されているロングセラー商品であることや、石鹸も飴も溶かして洗う、または味わうといった共通点があることからコラボを提案し、「手のひらで味わうパインアメ」をコンセプトに商品開発を進めた。開発ではパインアメの形や特徴にいかに近づけるかに最後までこだわり、生産においても職人が石鹸を一つずつ型打ちするなど手をかけている。
実際に商品を手にした人からは、「普段の手洗いやバスタイムが楽しくなった」という声がたくさん聞かれているという。