
当企画のキービジュアル。CDジャケット風アートワークの制作にあたっては、「ローカル土産」と「音楽」という組み合わせを絶妙なバランスで成立させるようこだわった。
メルカリは7月29日、全国47都道府県の地元で愛されるお土産への投票企画を通して地域を応援するプロジェクト「インディーズ土産全国デビューへの道」を開始。カヤックが企画、制作した。
これは、メルカリの「47都道府県のローカルな地域との関係性を強化するSNS施策を展開したい」との思いから考案した。地元では知られているが全国区ではそこまで知名度の高くない土産物を「インディーズ土産」と名付け、音楽になぞらえて土産物一つずつにCDジャケット風の土産アートワークを制作。「自分の地元の推し土産を応援して全国デビューさせる」として、特設サイトで参加者に“推し土産”への投票を募った。
総投票数は32万2700票。特設サイトには投票ボタンのほかに「(Twitterで)推しを広めるボタン」を設置したところ、ユーザーが自分の地元の推し土産を何度もツイートする様子も見られた。
参加した土産販売業者の熱量も高く、SNSで毎日投票を呼びかけたり、ローカル線の中吊り広告に出稿したり、マスコットキャラクターの着ぐるみで街頭演説したりと、各社が自ら動き、想定以上に盛り上がったという。また、参加者からは「CDジャケット風デザインがかっこいい」「商品を応援してくれている人がこんなにたくさんいて嬉しい」といった声が聞かれた。
投票数が一番多かったお土産には、メルカリがウェブCMを制作し、お店とともに地域のPRを応援する。CMは本格的なMV風を目指し、メタポップ・プロジェクト「Frasco」がお土産に合わせたオリジナル楽曲を提供。YouTubeで公開予定としている。

6万票以上を獲得し、第1位となった鳥取の「因幡の白うさぎ」のアートワーク。

第2位にランクインした石川の「白えびビーバー」のアートワーク。

「推しを広めるボタン」でツイートした人を対象とするプレゼント企画も同時に開催した。