最終審査員総評

【審査員長】
嶋 浩一郎氏
博報堂 執行役員
博報堂ケトル
クリエイティブディレクター/
編集者
残念ですがグランプリ作品なしという判断をいたしました。これは全審査員が話し合った結果であり、新しい販促コミュニケーションの視座を生み続けてきた販促コンペにとってポジティブな判断であったと思っています。販促コンペはこの世界で活躍したい若手の目指す一つの目標でもあり、実際多くの才能を輩出してきました。そういう意味でも、とりわけグランプリ作品は先人の知恵を受け継ぎつつも、この産業の未来を指し示す作品であるべきだと考えた結果です。
コロナ後の世界の模索、サステナブル社会、DXの進展など生活者の価値観は大きく変わっています。こういう時代だからこそ変化を捉えた新しい施策が生まれるチャンスの年でもあり、あえて厳しい判断をしました。
あと96%