店舗や駅など、様々な場所で目にするようになった大型のデジタルサイネージ(LEDビジョン)。単にその大きさから視認性が高いことはわかるが、それ以外に導入が増えた理由はあるのだろうか。企業、自治体が設置を進める理由や目的について、オールの長岡氏に話を聞いた。

──デジタルサイネージは、どのような場所に設置・導入が進んでいるのでしょうか?
現在は、特にスポーツやアパレルなどのブランドショップ、商業施設、交通機関などで設置が進んでいます。ブランドショップでは店舗の内外、商業施設や交通機関は人通りの多いところへの設置が増えています。また、最近では、導入が進んでいるこれら施設以外でも自治体が大型デジタルサイネージ(LEDビジョン)に注目しており、観光地における観光案内やPR映像を映すアイテムのひとつとしてLEDビジョンの導入がスタンダードとなり始めています。
──それらの場所で、どのように活用されていますか?また、LEDビジョンの持つ価値について教えてください。
ブランドショップでは、空間演出のひとつとして活用されており、店舗の雰囲気や店舗への期待感をつくったり、ブランディングの役割を担っています。サイネージで流すコンテンツは、簡単にオンラインで切り替えられるので、タイムリーにコンテンツを更新できます。そのため、Webのコンテンツと連動した展開ができ...
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