アークテリクス国内最大旗艦店が新宿に 数年がかりの出店計画の裏側
カナダ発のアウトドアブランド「アークテリクス」が東京・新宿に国内最大級の旗艦店をオープンした。乗降客数日本一となる駅前で理想的な物件を数年かけて探し求め、新宿を日本のアウトドア拠点として位置づけた。アーバンラインを含むフルラインナップと国内初のサービスを提供するこの店舗で、ブランドが伝えたいこととは。
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東京湾に面した稲毛海浜公園(千葉市美浜区)を再整備する新プロジェクト「SUNSET BEACH PARK INAGE」の第一弾としてオープンしたグランピング施設「small planet CAMP&GRILL」は、楽しむだけでなく、ニューノーマル時代の自然と共生するライフスタイルを体験できる施設だ。
豊かな自然を活かしたランドスケープのなかに、7棟を点在させたグランピングエリア。アウトドアスピーカーが設置され、日中は音楽が流れている。
千葉市は稲毛海浜公園を再整備することでより魅力的で賑わいのある場にするために、民間事業者から事業提案を募集。その結果選ばれたのが、ワールドパーク(同市)が主体となって推進するプロジェクト「SUNSET BEACH PARK INAGE」だ。その第一弾として4月22日にグランドオープンした「small planet CAMP&GRILL」は、早くも予約が取りづらい人気施設となっている。まずは8棟のグランピングエリアと30サイトのバーベキューエリア、予約なしで利用できるカフェエリアでオープンし、秋以降に新たなグランピングエリアのオープンを予定する。
これからのニューノーマル時代に合った自然と共生しながら楽しむライフスタイルを実現する新時代のグランピング施設を目指し、クリエイティブディレクターには、“ライフスタイリスト”として活動する大田由香梨氏を招聘。大田氏自身、最初に訪れたときには暗くてちょっと怖いという印象だった公園を恵まれた自然環境を活かしたモダンな演出と空間デザインで新たな命を吹き込んだ。
宿泊にはディナーと朝食がセットになっており、食材は“千産千消”(地産地消)をテーマに、千葉県下の農家と提携。採れたての食材をふんだんに取り入れ、アウトドアでありながらひと手間かけたオーベルジュのようなメニューを専属のフレンチシェフが考案。子ども向けやヴィーガン対応などのメニューも用意している。食事は屋外に並べられたアンティークのダイニングテーブルと椅子に座り、海の香りと森の息吹を感じながら楽しむ。
キーワードのひとつが、サステナビリティ。食べ残したものは各自がバケツに集め、コンポストで...