最近イケア(IKEA)の都市型店舗が増えてきている。イケアを今や知らない人はいないであろうが、おさらいをしておこう。
1943年に当時17歳だったイングヴァル・カンプラードがスウェーデンの田舎にある小さな村エルムフルトで創業し、「より快適な毎日を、より多くの方々に」というヴィジョンのもと、手ごろな価格で便利で、そしてピープル&プラネットポジティブであることを目指している。
大型の家具量販店であり安くおしゃれなものが揃っておりファンも多い。初めて日本に上陸した時は大いに話題になり、そのセンスの良さとコストの安さに驚かされたものだ。見ているだけでもワクワクさせられるデザイン性の高さは北欧ブームの火付け役にもなり、北欧雑貨やファッション、書籍までもが人気になり、今ではすっかり定着した。
スウェーデン、そしてイケアの魅力の根底にあるものとは何なのだろう?あの家具から感じるHAPPYなオーラと暮らしの豊かさは、スウェーデンの福祉にあるのではないかと想像してみた。スウェーデンでは子どもの学費・医療にはお金はかからない。育児休暇も母親、父親共々かなり長く取れるし給付金も最大80%ほど取得できるそうだ。これら福祉や行政から感じ取るにファミリーを大切にしている国なのだろうと想像できる。必然的に家の中も明るく優しくなるのではないだろうか?街や家具...