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販促会議 企画コンペティション

第1回〜第12回までの歴代グランプリ企画を振り返る

2010年の第1回から2020年の第12回までで応募された企画の総数は、3万791本。審査は、応募者の氏名はもちろん、所属や普段の職業などバックグラウンドはすべて伏せて行われ、企画に肩書は一切関係ない。ここでは、その審査を経てグランプリに輝いた歴代の企画を一挙に紹介する。

日本コカ・コーラ
「シークレット・メッセージ」

菊池雄也氏、森 康成氏

課題内容

ティーンのコカ・コーラ飲用者、飲用頻度の拡大につながるプロモーション

「コカ・コーラ」と同じ色のインクのペンを商品に添え、ペットボトルにメッセージを書き込んでもらうアイデア。中身とメッセージが重なっているときは内容が見えないが、ボトルが空になるにつれて、メッセージが現れる仕組み。「大切な人に向けたメッセージを、『コカ・コーラ』ボトルに書いて、渡す」という行動を促し、「コカ・コーラを贈る=HAPPY」というポジションの獲得をねらった。


朝日新聞社
「朝日新聞バトラー」

大藤清佳氏、中間理一郎氏

課題内容

親子で朝日新聞を読みたくなるプロモーションアイデア

「朝日新聞」紙面をスマートフォンで撮影すると、記事の内容によって強さの異なるモンスターが生まれ、仲間同士でモンスターを戦わせられるゲームを企画。日ごろからニュースに接する保護者が子どもに記事を勧めたり、反対に、子どもが強いモンスターを生み出せそうな記事を保護者に尋ねたり。「新聞」を軸に会話を生み出し、親子で新聞に向き合うきっかけをつくる。


朝日新聞社
「最後の紙贈り」

宮原広志氏、冨永敬氏

課題内容

「新社会人が朝日新聞を購読したくなる」プロモーションアイデア

「朝日新聞」を「新社会人になった子どもへの最後の贈り物」と位置づけ、社会に出て最初の誕生日に、「親からの手紙」「生まれた日の新聞」「最新の新聞」を届ける企画。さらにその3カ月後、「親離れ推奨チラシ」を送り、本人の支払いによる購読を勧める。習慣化を経て、購読を続けてもらうことを企図した...

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