リアルの強みとオンライン連携で新しい体験を提供するココカラファインの旗艦店

全国にドラッグストア・調剤薬局を展開するココカラファインが、新宿三丁目に4フロアの都市型大型旗艦店を出店。最新の美容・健康にまつわる商品を中心に、トレンドに敏感な顧客に向けた新しい購買体験を提供する仕掛けを揃えて勝負している。

1階の天井に設置された七色に光るライトは、店舗奥へと顧客を誘う仕掛け。各フロア通路幅はたっぷり取られていて、段差もなく、ベビーカーや車椅子でも利用しやすい。

新宿エリアは、表通りだけでなく通りを一本入った場所にもドラッグストアが並ぶ激戦区。そんな場所に2020年12月18日にオープンしたのが、「ココカラファイン 東京新宿三丁目店」だ。全国にドラッグストア・調剤薬局を展開するココカラファインの都市型大型旗艦店で、新宿通りに面した角地に4フロアで出店。

新宿三丁目を選んだのは、日本トップクラスの繁華街でココカラファインの旗艦店に触れる機会をつくり、ブランディングを図る狙いからだ。コアターゲットは、20代から40代の女性。女性の美と健康のニーズに応え、日々の仕事や生活のストレスを解消し、「キレイになりたい」という気持ちを叶える商品を揃えることで、仕事帰りや週末のショッピングのついでに立ち寄ってもらえる店を目指している。

1階はトレンドに敏感な女性のニーズにマッチする美容にまつわる商品をはじめ、話題の商品を揃える。既存店では取り扱いのないウェブ限定商品などを体験・購入できるD2Cスペースを入り口すぐに設置。YouTuberなどインフルエンサーが愛用品や新商品を紹介する「情報発信スタジオ」としても活用する。2階は医薬品や生活必需品、メンズコスメが並び、ネット通販Amazonの荷物を受け取れる「Amazon Hubロッカー」を設置し、立ち寄り頻度の創出も担っている。

3階・4階は化粧品や美容商品などを扱う。とくにプチプラコスメと呼ばれる1000円前後のアイテムが充実しており、ブランドごとの什器も既存店よりも大きいものを設置。1ブランドごとのアイテム数も多く、コスメ好きを満足させる品数で引き付ける。3階は「Pretty」をテーマに化粧品やアクセサリー類...

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