販売促進の専門メディア

           

広告企画

愛らしさが魅力の「モンチッチ」で企業姿勢や商品の魅力を伝える

セキグチ

可愛らしさと親しみやすさで幅広い層から人気の「モンチッチ」。47年の歴史があり、国内だけでなくヨーロッパやアジアでも広く愛されている。このたび、モンチッチとのコラボレーションにトライしたい企業や団体を募集する。

コラボレーション企業を募集

モンチッチは1974年、人形メーカーのセキグチ(東京・葛飾)が発売した。体はぬいぐるみ、顔と手足はソフトビニール製の人形は当時斬新といわれ、発売当初から社会現象ともいえる爆発的なブームを巻き起こした。翌年からは海外でも発売し世界中で人気者に。85年の国内販売休止もあったが、96年の再デビュー後は積極的に販売を続けている。販売数は2021年現在、7000万個を突破。国内外で多くの人に愛される日本発のグローバルキャラクターである。

国内外30カ国超で販売

モンチッチのネーミングは、フランス語の「モン」(「私の」という意味)と「プチ」(小さく可愛いもの)を合わせた「私の可愛いもの」がルーツ。また、モンキーの「モン」と、トレードマークのおしゃぶりをチュウチュウ吸っている姿から命名されたという。

海外では、フランスやオランダ、ベルギー、ドイツなどのヨーロッパ諸国、香港、台湾、中国本土などアジアなどで人気を博し、現在は30カ国超で販売されている。フランス・パリに拠点を置く「テクニカラー・アニメーション・プロダクションズ」とフランス民放局が、モンチッチを題材としたCGIアニメーションを制作。ヨーロッパおよび世界各国で放映されている。中国には約80のオフィシャルショップを展開しているという。

長く親しまれてきたキャラクターであることから、ターゲットは幅広い。20〜39歳は100%、13〜19歳では94%の認知率を誇るが、「コアなファンは30〜40代の大人世代」とマーケティングの幡野友紀氏は話す。モンチッチから浮かぶイメージを聞いたところ、「かわいい」が最も多く、ほかには「親しみのわく」「やさしい」「安心感がある」「面白い」「ユーモアがある」「伝統のある」などが高いスコアを記録した。

街づくりから企業コラボまで

近年はこれまでのキャラクターイメージを守りながら、新しい商品開発やプロモーション、企業や自治体とのコラボレーションを進めている。2004年にはモンチッチくんとモンチッチちゃんが結婚。2人のベビー「ベビチッチ」がデビューした。2007年にはベビチッチの七五三を実施した。また、モンチッチ誕生日を1月26日に設定し、毎年イベントを開催し、お祝いをしている。2010年にはエアギターの日本大会で準優勝に輝いたことが話題に。積極的にTwitter、Facebook、Instagramを更新しファンとの交流を続けている。

セキグチが本社を置く東京都葛飾区の街づくりにも一役買っている。2012年に葛飾区観光協会の広報課長に就任。観光名所でもある柴又帝釈天の節分豆まきに参加したり、区内のマンホールやバスラッピングにお目見えするなど活躍中だ。企業とのコラボも飲食チェーンやコンビニ、アパレル、プロ野球のパ・リーグ各球団など幅広い。

    CASE1 親しまれるキャラクターで地域貢献 生誕の地「葛飾区」とコラボ展開

    セキグチが本社を構えることから葛飾区との縁が続いている。2012年にモンチッチが葛飾区観光協会の広報課長に就任。区内のイベントにも登場して盛り上げに一役買っている。区が母子健康手帳とともに妊婦に交付する交通系ICカード「かつしかマタニティパス」やふるさと納税の返礼品、マンホールのふたに起用されるなど多方面で活躍している。

    はっぴを着たモンチッチがふるさと納税の返礼品に。

    セキグチの本社に隣接する工場跡地を「モンチッチ公園」(愛称)としてリニューアル。至るところにモンチッチがあしらわれているほか、防災倉庫の設置など地域の防災拠点としても機能している。


    CASE2 コレクターズアイテムとしても人気 ぬいぐるみでコラボ展開

    企業のキャラクターに合わせたユニフォームやアイテムを身に着けたモンチッチのぬいぐるみ。様々な事例があるが、発売されると瞬く間に売り切れるほどの人気だ。

    ローソンの制服に身を包んだモンチッチとチムたん。店頭端末「Loppi」とHMV&BOOKS onlineで販売した。

    タワーレコードとのタイアップ。黄色いヘアーの「タワチッチ」(左)と、タワーレコードのTシャツを着た「フェスモンチッチ」(右)。店舗とオンラインショップで限定販売された。

    映画『男はつらいよ』とのコラボから誕生した寅チッチは商品やイベントなど幅広い展開を実施している。


    CASE3 柔軟性と幅の広さがモンチッチの魅力 広告や商品パッケージで起用

    モンチッチはぬいぐるみとイラストが使用可能。広告キャラクターやノベルティ、商品パッケージ、飲食店のオリジナルメニューなど幅広いタイアップ実績がある。企業や商品の要望に合わせたイラストの描き起こしもできる。

    王子ネピアのティシュ「鼻セレブ」のパッケージに。

    小僧寿しのクリスマスキャンペーンのキャラクターに。オリジナル絵皿のプレゼントも。

新たなコラボの可能性に期待

セキグチでは3月1日から、企業や団体などとの新しいコラボレーションのあり方を模索すべく、モンチッチと無償でコラボできるプロジェクトを開始する。そのカテゴリーは、パッケージ、広告、プレミアム&ノベルティ、イベント、CSRコミュニケーションの5つだ。今回コラボ先を広く募る背景には、キャラクター誕生50周年(2024年)が近づいていることがある。

マーケティング部の幡野氏は、「モンチッチの持つ愛らしさや地名度をプロモーションやブランディングに活かしていただくと同時に、50周年を前にモンチッチの新しい可能性を引き出していけたら」と期待を寄せる。

長年愛されてきたモンチッチだが、キャラクターの細かなストーリーやプロフィールはあえて設定していない。手にした人それぞれの世界観のなかで感情移入し愛してもらいたいとの考えからだという。広告や商品パッケージ、ウェブなどへの展開の際にも、コラボ相手先の要望に柔軟に対応できることも特長だ。

モンチッチとのコラボを幅広く募ります
応募は3月31日(水)まで

5つの領域(複数可)でキャラクターのIP(知的財産)を無償で利用できます。幅広い業種からのエントリーを歓迎します。

無償利用できる5つの領域
1 パッケージ
2 広告
3 プレミアム&ノベルティ
4 イベント
5 CSRコミュニケーション

●注意事項

セキグチが現在結んでいる企業との契約の関係でコラボレーションの開始時期を相談する場合があります/キャラクターの新たな描き起こし、加工などの場合は、別途実費を申し受けることがあります/キャラクターの世界観を優先するため、場合によってはお断わりする場合があります/申し込み多数の場合は、抽選といたします。

詳細および応募方法はウェブサイトから
https://www.sendenkaigi.com/event/monchhichi/

©Sekiguchi


    お問い合わせ

    株式会社セキグチ マーケティング部
    〒124-0025 東京都葛飾区西新小岩5-3-27
    TEL:03-3692-3100
    https://www.monchhichi.co.jp/
    business@sekiguchi.co.jp
    担当:幡野

広告企画 の記事一覧

ドライフラワーを贈り物に 次の購買につなげるノベルティ
愛らしさが魅力の「モンチッチ」で企業姿勢や商品の魅力を伝える(この記事です)
店舗でのPOP、パネル掲示を簡単に 手間とコストを減らす新素材
店頭と連動したSNS施策 キーワードは「網羅性」と「継続性」
デジタルギフト「デジコ」が選ばれる3つの理由
安定した配信品質と多様な機能でウェビナー運営をサポート
手軽にPOPを変化させて 売場のイメージチェンジを図る
カートシステムまでギフト専用にこだわり コロナ禍でEC売上前年比5倍も
初期費用ゼロで顧客を手軽に可視化 独自マネーを発行可能な「ポケペイ」
企業の思いが透けて見える時代 DMはファンへのお手紙に

おすすめの連載

特集・連載一覧をみる
販促会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する