文具店からD2Cへ 体験の入り口をECに移行
東京・蔵前で“書くきっかけを作る”文具店として生まれた「カキモリ」。コロナ禍によってオンラインの活用を積極的に行っている。店舗を重視してきた同社のECへのシフトについて話を聞いた。
今回の特集にあわせて、ECを運営する企業の責任者・担当者にアンケートを実施。現状の体制、課題、これからの戦略について話を聞いた。長年ECを運営している企業から、今年開設したばかりの企業まで多様な声が集まった。これからECを運営、開設する人にとってヒントとなるはずだ。
CX企画
岡本華歩
2019年入社。店頭スタッフを経て、現在は顧客体験の設計や広報・SNS運用を担当している。
ペン、インク、ノート、レターなど、書くことが楽しくなる道具を取り揃えている。
URLとECを始めた年月数 | |
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URL | https://kakimori.com/ |
ECを始めた年月数 | 2年6カ月 |
① トキ消費・イミ消費
② ギフト経済
③ ファンベース
カキモリと同じ価値観を共有できる人たちに届けていくため、ブランディングを強化していく。潜在顧客へのアプローチとして、現フォロワーでない層へ届く媒体での発信に注力する。
デジタル担当デジタル推進課
王セイ
2012年ロッテ入社。経理部を経てデジタルマーケティングを志望し、2019年11月デジタル推進課へ異動。
ロッテ公式オンラインモールはロッテ、メリー、銀座コージーコーナー、ロッテリアなどの商品を扱うオンラインショップ。
URLとECを始めた年月数 | |
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URL | https://lotte-shop.jp/shop/ |
ECを始めた年月数 | 9年2カ月 |
① AIソリューション
② SNSのショッピング機能
③ モバイル決済
まずは提供するサービス(商品)そのものに魅力がなければ、自社サイト型ECの成功は難しいと考えています。そのなかで2019年10月に導入した「オリジナルコアラのマーチ」は一定の成果を上げています。