文具店からD2Cへ 体験の入り口をECに移行
東京・蔵前で“書くきっかけを作る”文具店として生まれた「カキモリ」。コロナ禍によってオンラインの活用を積極的に行っている。店舗を重視してきた同社のECへのシフトについて話を聞いた。
ECで巣ごもり消費にどう切り込む?
今回の特集にあわせて、ECを運営する企業の責任者・担当者にアンケートを実施。現状の体制、課題、これからの戦略について話を聞いた。長年ECを運営している企業から、今年開設したばかりの企業まで多様な声が集まった。これからECを運営、開設する人にとってヒントとなるはずだ。
カイハウス事業部 EC事業チーム
マネージャー
竹内紘基
ECの事業運営と共に、過去サイト・コンテンツ企画制作、SNS、プロモーション、システム開発・導入などを担当。
創業112年の総合刃物メーカー「貝印」の自社商品のほか、「食」と「道具」を組み合わせたオリジナル商品に注力している。
URLとECを始めた年月数 | |
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URL | https://www.kai-group.com/store/ |
ECを始めた年月数 | 11年11カ月 |
① CDP
② D2C
③ コト消費
D2C事業拡大と、ブランドファンの創造・拡大をミッションとし、現在は新規タッチポイントとなる独自サービスの展開と、データ活用に注力しています。
デジタル推進部
常務執行役員
柳沢 啓
カメラ・プリント販売の『カメラのキタムラ』、家族写真の撮影事業の『スタジオマリオ』を運営する小売チェーンでデジタル領域の責任者を担う。
カメラ・プリント販売は日本最大のシェアがあり、証明写真・スタジオ写真などの撮影ビジネスもシェアを大きく上げている状況だ。
URLとECを始めた年月数 | |
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URL | https://www.kitamura.jp/ |
ECを始めた年月数 | 13年5カ月 |
① CRM
② オムニチャネル
③ サービス化
店舗・ネットのデータをつなぎこみ、それぞれの利点を活かした接点づくり。また、より精度の高いデータからコンタクトセンターを使い、インサイドセールスを効果的に活用したオムニチャネルとCRM。