授業で学生たちが挑戦!専門職大学でなぜ販促コンペに取り組むのか
販促コンペは広く門戸を開いていることもあり、社会人だけでなく学生からの応募も多い。開志専門職大学では、授業の8コマを使い、学生たちが販促コンペにチャレンジした。その背景について、開志専門職大学の原岡和生教授に話を聞いた。
販促会議 企画コンペティション
受賞企画の企画書を全て公開。企画者からの解説も踏まえて、どのように考えられた企画なのかが分かります。今後、企画を考える際の参考になるはずです。
【企画者】北浦 俊(電通)、大川将平(博報堂)
商品を変えずに価値転換で新市場を開拓
「瞬間予防アロンアルフアコーティング」は、“壊れたものを直す修理”から“そもそも壊れないための予防”に商品価値の重心を置き換えた企画。考えるにあたり、企画のためのインサイトを無理につくるのではなく、実際にアロンアルフアを使ったときの「壊してしまった⋯」という素直な気持ちを正直に洗い出せたことが、思考のジャンプにつながったと感じています。
またビジネス観点として、商品は大きく変えずともシンプルな価値転換だけで、既存市場にとどまらず新たな市場を開拓できる点もチーム内でこだわった点です。
10〜20歳代の学生が「アロンアルフア」を楽しく使いたくなる企画