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攻勢の販促キャンペーン

未来の消費動向を見極めながら 2次創作したくなる企画をつくる

明円 卓氏(kakeru代表/クリエイティブディレクター)

テレビCMからSNSで注目を集める企画までを手掛けるミレニアル世代のコンテンツメイカー、明円卓氏。コロナ禍で変化する若者のインサイトを捉えた企画のヒントを聞いた。

「ストーリー」を消費する時代

──ご自身が“ミレニアル世代”に属する明円さん。若者の消費動向はどのように変化しているでしょうか。

トレンダーズの「TT総研」は4月「10代女性への新型コロナウイルスの影響」を発表しました。この結果をみると、生活意識に関する考え方の変化について「お金を大切に使いたい」「社会問題に関心を持った」との回答が上位を占めています。

つまり、我々が捉えておくべきインサイトは、①おうち時間が増えたことで自分の生活を見直す時間ができたこと②新型コロナという社会問題が浮上したことで社会への向き合い方を考えるようになったこと、の2つになるでしょう。②に関しては、コロナ禍でサステナビリティが急加速したことからも見て取れます。商品・サービスの背景にある「ストーリー」を含めて消費する、という意識も高まってきているように感じます。

これは、若者以外の消費者にもあてはまることですが、新型コロナが発生したことで、企業に対して「で、何をしてくれるんだっけ?」と問う時代になっていると思います。企業は、自社のドメインの中で、いかに地に足の着いたファクトづくりができるか、が重要になっています。例えば欧米では、イギリスでダイソンが人工呼吸器「CoVent」を開発したり、米AppleとGoogleが協力して濃厚接触通知システムを開発したりといった動きがありましたよね。

私は最近、LIFULL HOME’Sさんのオンライン相談に関するテレビCMを制作しました。9月12日から放映されているものです。実は、同社のオンライン相談は3年前からあったサービスなのですが、生活環境を見直す人が多い今だからこそ、改めて宣伝したいというご要望がありました。

実際、外出自粛の制限などもあった中で、引越しのために何件もの不動産屋を回ることは悩ましいと思われる方も多かったと思います。そのニーズをうまく捉えたサービスです。このように...

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