審査員

【審査員】
読売広告社
ルーム長/クリエイティブディレクター
杉山 学氏
2020年は世の中ががらっと変わり経済活動も低迷する中で、こうしてたくさんのエントリーがあったことは大変嬉しく思います。課題に応じてアイデアは様々でしたが、選出されたアイデアは、より本質な課題解決につながりそうか、人が実際に動きそうか、リアリティや説得力があるものでした。
さらには、新たなインサイトの発見とソリューションの大胆さ。それを兼ね揃えた突き抜けたアイデアもありました。そんなワクワクするアイデアを考えることは決して簡単ではないですが、販促コンペではぜひそれにチャレンジしていただきたいと思います。エントリーされた方本当にありがとうございました。

【審査員】
大広WEDO
シニアクリエイティブ ディレクター
染野 智氏
今年は1次審査の選定手法が変わりたくさんの応募作をみることができました。そのたくさんの中には受賞に至らないけど、着眼点がとても良いモノもたくさんありました。この販促コンペは、その企画で「人が動く」のか?を大事に審査しています。着眼点で止まらずに、この企画は「人を動かす」というところまで到達してるのか?そもそも、「自分だったら動くのか?」。そんなことを掘り下げて考えるともっともっと良くなる応募作がたくさんありました。
全体的にはとても楽しく、とても刺激を受けました。来年も楽しみにしています。

【審査員】
ビーコン コミュニケーションズ
グループクリエイティブ
ディレクター
武井慶茂氏
今回審査していて類似するアイデアがかなりありました。その中で残っていくアイデアは、企画書が一人歩きしても分かりやすさや説得性があったように感じました。こう書くと「アイデアの本質と関係ない」と思う方もいるかもしれませんが、どう理解してほしいか、というところまで詰めていくと必ずアイデアの無理のある部分が見えてくるので、結果としてアイデアも磨かれていきます。それが、差になるのではないかと思います。
一生懸命考えたアイデアが勝ち抜いていけるように、アイデアができたところで安心せずに企画書を詰めることにも注力してもらえればと思います。応援しています。ピース。

【審査員】
マッキャンエリクソン
シニアプランニング
ディレクター/クリエイティブディレクター
津田 裕氏
今年もアツい企画をご応募してくださったすべての方に御礼申し上げます。こんなすてきな企画が実施できる日常に早く戻るといいなと思いながら、1つひとつ審査いたしました。上位入賞の作品をご覧いただくと「なるほどその手があったか」感があるかと思います。クスッとしたり、感心したり。
発想自体は他に似た作品があっても、トータルの完成度(ストーリー、ネーミングやパッケージセンス、着眼点など)が優れているものが最終的に選ばれています。「人を動かす」と我々企画家は簡単に口にします。それは少し傲慢な物言いです。「人が動きたくなる」様子が容易に眼に浮かぶような企画。優れた企画は、その先の人の笑顔も見えてきませんか。