「虎ノ門ヒルズ」の超高層タワーのひとつとして6月に開業した虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー(森ビル)。順番待ちやオーダーでLINEを活用し、安心・安全な施設を目指す。
6月6日に新設された東京メトロ日比谷線の「虎ノ門ヒルズ駅」。同駅から直結する形で6月11日にオープンしたのが「虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」(森ビル)だ。地下1階から地上3階までに商業施設が入り、5階以上はオフィスフロア。駅に直結するだけでなく、1階にはBRTなどが発着予定のバスターミナルも有する、東京の新たな交通結節点でもある。
虎ノ門ヒルズは、このビジネスタワーと森タワー(2014年開業)に加え、「虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」(2021年1月竣工予定)や「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー(仮称)」(2023年7月竣工予定)を合わせた、超高層タワー4棟などで構成。交通インフラとも一体化した複合都市を目指している。
ターゲットを絞って密を防ぐ
ビジネスタワーは元々、4月にオープン予定だったが、約2カ月延期。6月の開業時は、密を避けるためにターゲットを虎ノ門ヒルズや周辺エリアのビジネスパーソンや居住者、顧客に絞ってプロモーションを行った。
そのため...
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