新型コロナウイルス感染症の拡大で、休業や営業時間の短縮などを強いられている外食産業。多くの店舗が再び営業できる日が待ち遠しいが、そのタイミングで忘れてはならないことがある。改正健康増進法による、飲食店内での原則屋内禁煙だ。消費者はどのようにとらえているのか。航空券などのネット販売を行うエアトリ(旧=エボラブルアジア)の調査を紹介する。
- 調査主体:エアトリ
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象:20歳代~70歳代の男女
- 割付方法:1893人
- 調査期間:2019年12月8日~11日
DATA 01 禁煙した理由は「健康のため」がトップ
有効回答数1893人のうち、喫煙者は27.4%(518人)、非喫煙者が42.4%(803人)、元喫煙者が30.2%(572人)という構成となった。
その中で、元喫煙者に禁煙した理由を尋ねた結果が、左記のグラフ。最も多かったのは「自身の健康のため」で74.1%だった。「家族の健康のため」も3割近くに上った。3位は「節約のため」で20.3%。
DATA 02 吸いたいのは「食後」 「飲酒中」も多い
喫煙者518人に、「タバコを吸いたいタイミング」を尋ねたもの。「食後」が最も多く、84.7%となった。一方、「食中」は4.1%で最も少ない結果に。「飲酒中」は61.0%だった。このあたりに...
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