【新規事業】
外食向け青果卸が「ドライブスルー八百屋」予約呼びかけも人気加熱
外食などの事業者と農家を仲介するフードサプライ(東京・大田)は4月9日、「ドライブスルー八百屋」と掲げた取り組みを開始した。東京都大田区と千葉県野田市にある同社の物流センターを活用し、クルマで乗り付けた消費者に、国産米5キログラムを含む産地直送の玉子や野菜の詰め合わせを5000円で販売している。国産米を除いた野菜のみのセット(3500円)もある。乗車したまま購入すると、スタッフがそのままトランクに積み込むため、人との接触が最小限で済む。
4月9日は限定200セットで実施したところ、反響が大きく、セット数を増やした。例として挙がっている内容は、キャベツ(鹿児島県)、新玉ねぎ(佐賀県)、新じゃがいも(鹿児島県)、新人参(徳島県)など18種類。りんごやバナナ、ゴールドキウイもある。
完売後の来場や、混雑防止のために予約を呼びかけているが、道路渋滞が起きてしまうなど、人気が加熱している。4月21日、25日は事前予約分で完売する時間帯も出た。走りながらのサービス整備を続けているようだ。
フードサプライは、生産者と、外食、中食、介護食などの事業者を仲介し、産地直送野菜を卸している企業。特に外食産業は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止で外出自粛が叫ばれ、休業やテイクアウトのみへの転換を強いられている。
【eコマース】
塚田農場の食材、Oisixで販売串カツ田中の10本セットも
オイシックス・ラ・大地は4月15日、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、休業を余儀なくされる外食業への支援を開始したと発表した。第1弾として...
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